思い出のとき修理します (集英社文庫) (2012/09/20) 谷 瑞恵 商品詳細を見る |
思い出のとき修理します 2 明日を動かす歯車 (集英社文庫) (2013/09/20) 谷 瑞恵 商品詳細を見る |
発売したときちょっと気になってたけど結局買わずにここまできてた感。
去年の9月に続編出てたし、漫画化もされてたし、なんかいろいろ紹介されてたっぽいしまあとにかく面白いようなので思い切って購入。
とりあえず自分の肌にあわなかったら…なんて思って2冊同時に買うのを躊躇った私。後々後悔するとは知らずに…
で、読みました。
内容は、仕事とか恋に疲れた主人公の明里が子供のころに少しだけ滞在したことがある商店街へ引っ越してくる。んで、そこの商店街に「おもいでの時修理します」という妙なプレートを掲げたお店が…てな具合。
中身は全部一本で繋がってるけど短編です。なんだっけ、連作短編集っていうんだっけ。
それで感想はというと。
超面白かったですはい。
全体的にふわふわした感じで、登場人物みんないい味出してて。
全部の話心が穏やかになるっていうかなんていうか。
秀司の髪切ってるところとかもう辛いやばい(いろんな意味で)
最後の明里がいろいろ思い出したとことか泣けてくるしさ…
私の心も修理されてたのかもしれぬ('ω')
というわけで昨日早速続編を買いに走ったというオチ。
突然だけど、私は時計を身につける習慣がなくてですね。
スマホで事足りるしいいかなって思ってたけど、この話を読んだらなんだか時計が欲しくなりました。
時計の部分だけ買ってベルトの部分を作ってもいいかな、なんて思います。2巻のあの話じゃないけどさ。
とにかく癒されるのでおすすめです。
2巻の冒頭でお互い呼び名が変わってたことにニヤニヤしたのは私だけではないはずだ。